5月のおはなし会レポート

おばあちゃま世代からパパ、赤ちゃんも参加して和やかに行われました。
おばあちゃま世代からパパ、赤ちゃんも参加して和やかに行われました。

当日は天気もよく、暖かであったため、冬の開催に比べて病気によるキャンセルなどもなく、お子さん連れで参加された方も3名ほどいらっしゃいました。

 

 

【参加者の自己紹介から】

★息子を子育てしている当時、反原発運動に参加しました。自分は薬剤師をしていたので危機感を持ったのですが、まわりにそのような人はほとんどいなかった。今回の福島原発の事故に直面し、政府の発表が大丈夫、大丈夫、健康に害はないといいながら、事実を隠していた様子が、まるで戦時中の『大本営発表』と同じだと思いました。みんなが声を上げて行かないと変わらない。子ども達の将来が心配で、今日は参加しました。

 

★放射能汚染に対して、以前より危機感を感じている。まわりの友人でも体調に異常が出てきている人が増えている。職場だと生理不順、流産など。子どもだと風邪でもないのに青っぱな(鼻水)が止まらない、鼻血を頻繁に出すとか。放射能の影響は1年後から徐々に、2年後は顕著にと言われているので、心配だ

 

★今2人めの子どもを妊娠中。GW中、九州に避難している友人に『放射能のことを気にしないなんて、おかしいよ』と言われた。気にしていない訳ではないが、妊婦なのであまり悲観的にならず、ストレスを感じずに生活するにはどうすればよいか、知りたくて参加しました。

 

★去年1年間、保育園の父母会長をしていた(世田谷区で)。保育園は仕入れ先が地元の小売店なので、買い物の度に声をかけて、できるだけ西のものを入れてもらうようにお願いした。園長先生も一緒に取り組んでくれて助かった。食材のことを全然気にしていない人もいたが、そちらに目線を合わせてはいられなかったから。去年は『今年1年が勝負だから』とがんばったが、今は正直、どうしたらよいのかよくわからなくなっている。西の食材だから安全というのも神話だと思うし…。家でできることやっているつもりだが、この先、自分が目指しているところは何だろう、と思うときがある。

 

★去年の事故直後から、家族の中で下痢が続いたり、娘は鼻血をしょっちゅう出すようになった。来年小学校に上がるので、給食が心配。


 

【給食・牛乳について】

★新宿区の小学校は明治乳業戸田工場のものが使用されている。新宿区での給食の測定はミキサー検査(その日の献立を全部混ぜて検査機にかける方式)なので、もし放射線が検出されても、原因食材を特定できない。ただ、同じ牛乳を以前から目黒区で測ってくれていて、もうずっと不検出なので、大丈夫ではないか。ただ夏になるといろいろな牛乳がミックスされる可能性が出てくるので、気をつけた方がよいかも。

 

★小学校も保育園のように仕入れ業者がそれぞれ決まっている。ただ規模が大きいので地域の小売店ではない。どの小学校がどの業者かはある程度わかっている。ただお米は都でまとめて仕入れていてそれぞれの小学校におろしている。

 


【その他気になること】

★福島の4号炉が、今は冷却されているが、炉はボロボロなので次の地震が来たら壊れて、今度こそ東京もだめだと言われている。そういうことをどうして政府は隠すのか。原発は本当に危険。

 

★土壌汚染がどうなっているのか気になる。サッカーをしてよいのか。子ども達はまだまだ外遊びが必要な時期だが、させてもよいものか。

 

★福島からの放射能漏れは止まらないし、私たちの生活で「放射能ゼロ」の生活はもうできない。だからせめて食材や土壌、空間などの検査をきちんと行って、隠さず知らせてほしい。不安に陥っているだけでは何もできないから。測定回数を増やす署名活動などを、もしこの会で行う予定があれば、ぜひお手伝いしたいと思う。

 


 

事故後1年以上がたち、まわりの大人たちの関心は薄れている一方、さらに危機感を強めている人もいます。新聞やニュースを見ても「原発」「放射能」「地震」などの言葉がない日はありませんが、やはり大人たちの関心は別に移っています。子ども達の未来のために、私たち親が、大人ができることは何か。引き続き考えていかなくては、と思いを新たにしました。

 

レポート:メンバーO